芭蕉の糸を作る


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バナナにそっくりな木、葉、実だけど
これは芭蕉(ばしょう)。
沖縄では昔から糸にし織物が作られてきたらしい。
この実は食べられない。
そしてバナナでは糸にはできない。
見た目はそっくりなのに、本当に不思議。


ご縁があり糸作りを体験させていただくことに・・・。


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まずは外の皮をはぎ(これは不要)、内側の茎?を
釜などを使って順に、はいでいく。


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はいだ皮を木灰を入れたお湯で30分煮る。
ガスの場合は1時間煮るそう。


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茹で上がると大きな乾ぴょうのよう。



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それをこのような道具を使って、こそげる。


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そうすると、金髪のような細い糸になる。
木2本分をこそぐのに、3人がかりで4日もかかった・・・。

着物を1枚織るのに
木は10本ほど必要らしい。

こんな根気のいる作業は初めて。



が、これで完成ではない。
この金髪のような糸は長くても1mちょっと。
これを1本ずつ結んでつなげ長い糸にし
織り上げるのだ。

完成まで何ヶ月?何年かかるのだろう・・・。

これを教えていただた方は80歳くらいのおばあちゃん。
こそぐのは私たちの3倍ほどの早さだったので
もっと早くできるんだろうけど、
こんな大変な作業を毎年やっているなんて凄い。

素敵な体験をさせていただきありがとうございました。





番外編

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こそいだ捨ててしまう部分を使って
ハガキ大の紙も作ってみました。





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本来の芭蕉紙は黄色っぽいので
私の作り方は間違っていると思うけど
和紙っぽくできた。
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by manahoac | 2008-11-18 23:18 | Handmade


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